ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
こんにちは、ポケモン大好きヴァイロン・オメガです。
というのも自分はポケモンが物心ついた頃から大好きで、小学生の時両親に買って貰った「ポケットモンスターピカチュウ」はいまでも大事に持っています。
そんな自分が最も好きなのがタイトルにもある「ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー」。
好きすぎて今でも遊んでいるくらいなのですが、そもそもこのタイトルはゲームボーイで登場した「ポケットモンスター金・銀」の10周年を記念して発売されたタイトルなわけです。
ポケットモンスター金・銀 1999年発売
ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー 2009年発売
・・・あれ?ウソだろまさか
リ メ イ ク さ れ て か ら 1 0 年 経 っ て い る
タイトル画面のクレジットを確認し、見たくもない現実に直面してしまったオメガですが、今回はこの神ゲー「ハートゴールド・ソウルシルバー」の非常に良い点
あとは50回以上はプレイしている自分が感じ続けている「悪い点」をまとめて箇条書きしたいと思います。
・元のゲームを色濃く残したリメイク作品であること
昨今のリメイク作品は「現代のオリジナル感」を出し過ぎるあまり、元のゲームとほぼ違うゲームと化してしまう場合も多々あります。ポケモンでもGBAの「ルビー・サファイア」のリメイク「オメガルビー・アルファサファイア」などはかなりそれに近いですね。小学生の時に夢中で遊んだプレイヤーにはあまりオススメできません。
ですが「ハートゴールド・ソウルシルバー」は出てくるポケモンも、トレーナーも、曜日で発生するイベントも、朝・夜のシステムも、タマゴの事知ってんのにビックリするウツギはかせも!!!
すべて「金・銀」を限りなく再現したリメイクになっているわけです。画面は非常に綺麗になっていますが、当時の思い出がまるで映画のようによみがえります。
あの頃ヒノアラシと一緒に冒険したことも、人から貰ったツボツボを育てまくった事も、ヤンヤンマがぜんぜん見つからなかったのも当時ほぼ100%再現でお送りしております!!!
・連れ歩き
ハートゴールド・ソウルシルバー時点で存在する実に493匹+αのポケモンが、手持ちの1番目にすれば、トレーナーの後ろを常に付いてきます。でんせつのポケモンについても例外なくホウオウやルギアもトレーナーの後ろを付いてきます!!!
お気に入りのポケモンと旅を共にする、という点では直近の「レッツゴーピカチュウ・イーブイ」が限りなく近いですが、こちらは「金・銀」のリメイクです。つまりカントー・ジョウトのだだっ広い世界を493匹+αのポケモンで練り歩き続ける事ができるのです!!!
「+α」としつこく書き続けていますが、これにも理由がありなんと「フォルムチェンジ」に対応しているのです!!!
詳しくないプレイヤーへ解説すると、ポケモンGBA「ルビー・サファイア」あたりからポケモン自体が見た目を変える「フォルムチェンジ」というシステムが追加されました。「デオキシス」というポケモンがそれにあたります。
この作品はポケモンをフォルムチェンジさせるとなんとその状態がしっかりと反映され、フォルムチェンジ状態で連れ歩くことができるのです!!!
さらにさらに「アンノーン」というポケモンがいます。象形文字のような見た目のこのポケモンは、26種類+2種類のアルファベットのような形をしています。
お察しの通りですが、この28種類すべての形でアンノーンも連れ歩くことができます!!!
まだまだ、なんと色違いまで反映されます!!!手塩にかけて捕まえた、愛情たっぷりの色違いポケモンはちゃあんと色違いとして付いてきます!!!
バッジを16こ全て集めると、タマムシシティのゲームフリークでNPCから「GBプレーヤー」というアイテムを貰えます。これが何かというと
「BGMを金・銀っぽくしてくれる」という神アイテム!!!!!!
最初の道路やじてんしゃのBGMはもちろん、どうくつやなみのり、戦闘BGMまで!!!!全てが金銀風の懐かしメロディーに変わるわけです!!!
当時遊んでいたプレイヤーには非常に嬉しい仕様であり、よくぞ実装してくれたなあ・・・と涙を流しながら感動しています。
ここまではハートゴールド・ソウルシルバーの良い点をまとめてきました。次はプレイし続けていつも感じる「悪い点」についてまとめます。
・レベリングの厳しさ
金・銀のリメイクがしっかりしている・・・それは非常に良いことですが、逆にいえば「当時の容量でしか作られていない」ともとれます。決してそんな事はない、というのは上記でまとめた「良い点」にすべて詰め込まれていると思いますが。
要するに「トレーナーの配置数」が極端に少ないのです。金銀と同じくらいしかいないわけですから。
最初のジムが「レベル9のポッポ、レベル13のピジョン」
次のジムが「レベル17のストライク、レベル15のトランセル、レベル15のコクーン」
ここまでは順当に、相手のレベルも上がってきていると思います。
その後が非常に極端で、なんとバッジ7つ目までいってようやく「レベル30」程度のバランスになっています。初代「赤・緑・青・ピカチュウ」ならレベル50前後でした。
これは「配置できるトレーナー数が少ない→レベルが上げにくいので、トレーナーの手持ちレベルを下げてバランス調整をしなければならない」という事がわかります。ですが・・・
イベントとして発生するロケット団がとにかく弱い!!!
前述した「バッジ7つ目でようやくレベル30」という部分。作り手側がこちらの手持ちレベルをいくつと想定してバランス調整したのかわかりませんが
ロケット団の手持ちは「レベル10~20前後のコラッタとズバット」でほぼ構成されています。
一生同じようなレベルの同じようなポケモンを見続けるわけです。※コラッタ、ズバット好きな人には申し訳ございません。
こっちは努力してレベルを上げたいのに、敵がぜんぜんつよくない。
再戦したくとも電話連絡を待たなければならない。(金・銀、ハートゴールド・ソウルシルバー時代は相手から連絡がくるのを待ってからの再戦システムでした)
必然的に「やせいポケモンでのレベリング」が求められます。これが非常に苦痛でなりませんでした。
・ミナキ
自分は「ポケモンクリスタル」で追加された「ミナキ」というキャラクターが非常に好きじゃないです。
様々な理由があるのですが、一番の理由としては
「そもそも追加した理由がよくわからない」
コレに尽きます。
彼がいなくてもスイクン関連のイベントはスイクン単体で簡潔しており、見知らぬ男がチャチを入れてくるようにしか思えずクリスタル版では常に不快でしかありませんでした。
トレーナーとしての肩書きも「なぞのせいねん」であり、人物像も、なぜスイクンを追いかけているのかの理由も、主人公にやたら絡んでくるのも全てがわかりません。そのくせ専用BGMまである始末です。
結局彼はリメイク版だとカントーまで出張ってきており、主人公の新たな旅に横やりいれながら「やっぱりスイクンはさいこうだ きみもそうおもうだろう」と意味不明の言動を残し、こつぜんと姿を消します。最初から最後まで意味が分からなさすぎて、追加する必要があったのか?と今でも思っています。
一応、手持ちポケモンは「スリープ、ゴースト、マルマイン」であり
ゴーストでくろいまなざし(逃げられなくする)
スリープでさいみんじゅつ(捕獲しやすくする)
マルマイン(弱点をついて攻撃できる)
と、スイクン捕獲に適した手持ちを揃えてはいるのですが・・・
以上、これが自分なりにハートゴールド・ソウルシルバーで楽しく遊んだ思い出のすべてです。
このゲームは本当に出来が良く、BGMも最高で、色あせぬ良さがあります。小さい頃に夢中でポケモンをやったあの時を思い出しながら、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。